2025年度 第3回 秋季公開講座(日進キャンパス)開講
2025年10月11日(土)に日進キャンパスで秋季公開講座が開講されました。 今回の日進キャンパスの総合テーマは「SDGsを暮らしの中に」です。 秋季3回目となる本日は、愛知学院大学経済学部教授の藤川 清史先生に「持続可能性をどう測るか」というテーマでお話しいただきました。 近代化の進展は、経済成長を促す一方で、環境への負荷を深刻化させてきました。こうした問題意識の高まりの中で『成長の限界』が発表され、持続可能性という概念が国際的に注目されるようになりました。その後、SDGsなどの枠組みを通じて、「環境・経済・社会」の3つの側面を統合的に捉える考え方が広がっていきました。 持続可能性を測るために、グリーンGDPやGPI、HDI、エコロジカル・フットプリントなどの統合指標が開発されました。これらは、経済活動だけでなく、環境負荷や社会的な豊かさも評価できる点で有効ですが、指標の設計や国際比較の難しさなどの課題もあります。 持続可能な社会の実現には、これら三側面のバランスをどう測り、政策に反映させるかが重要であり、統合指標の活用と改善が今後の鍵になると解説していただきました。



秋季公開講座の募集は締め切っておりますが、来春にテーマを変えて開講予定です。 詳細が決定しましたら愛知学院大学 社会・地域連携活動サイトの公開講座ページにてお知らせいたします。
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