「子供が開くわくわく縁日」のイベント運営
活動時期:2023年8月12日(土) 16:00〜19:00
小学生を対象とした「子どもが開くわくわく縁日」は去年に引き続き2回目の開催であった。 今回は、長久手市リニモ公共施設でさまざまなイベントを開いていらっしゃるコーディネーターの服部さんから、学生主体での運営を後押しする趣旨のもと、運営責任者になったらどうかとお勧めいただいた。いい経験になると思い、立候補することにした。 イベントの目的は、 子ども自身が模擬店の販売体験をすることで、子どもたちに社会の仕組みの一部を追体験してもらうことである。 実際にお金を扱うわけではないが、一枚500円(6ゲーム分)の縁日専用のチケットを用いて、店員として呼び込み・ゲームの説明・物品販売を行う、というものである。 ご参加いただけた店舗は全部で11店舗。子どもたちが実際に運営するのは6店舗で、他の5店舗は、普段から地域住民のためにボランティア活動を行ってくださっている社会福祉協議会の皆さんに運営していただいた。運営は3~5人の子どもたちが行うが、地域住民の方々と学生がサポート役として加わることにした。 〜準備〜 準備に6月~8月までがあてられた。コーディネーターの服部さん監修のもと、愛知学院大学総合政策学部村田尚生准教授ゼミ生、私が所属する岩田和男教授の4年ゼミ生のご協力を得て、定期的にリニモ公共施設でミーティングを実施した。 具体的な準備としては、学生向けのボランティア募集チラシ、当日の運営を希望する子どもたちへの募集チラシ、企画書の作成などを行った。学生を集めるために、講義の合間に部活動サークルや他ゼミへの参加依頼を行った。 学生スタッフと子どもスタッフには事前ワークショップを行った。また、盆踊りの練習をリニモ公共施設にて複数回行った。
〜イベント当日〜 イベント当日は約150名のお客さんが訪れてくれた。学生スタッフは25名だった。愛知学院大学総合政策学部学生が主体だが、子ども達に遊びを提供するサークル活動をしているFriendsと、AGUボランティアセンターの皆さんも応援してくださった。 リニモテラス内では、村田准教授とゼミ生の皆さんによる竹鉄砲づくり、長久手市の木工屋さんによるキーホルダーづくり、長久手子ども劇場の方々主催によるお化け屋敷の実演などがあった。また、特別イベントとして、リニモテラス噴水エリアで長久手市キッズダンス隊の皆さんによる盆踊りが実施され、縁日を盛大に盛り上げることとなった。 運営をした子どもたちからは笑顔が見られ、楽しみながら積極的に取り組む様子が印象的だった。当日の気温は40度近くで、体調不良者が出る危険があったが、十分な休憩時間とこまめな水分補給を設けたおかげで、体調不良者は出なかった。
〜イベントを振り返って〜 今回のイベントでは、初めて参加する学生、大人の方も多く、当日の動きが全体に共有できず一部混乱が生じる場面があった。しかし、全体に呼び掛け、臨機応変に対応することで、大きな問題はなく無事に開催できた。 〜今後に向けて〜 今回のイベントは学生、教授、大人の方々など、たくさんの協力があったため、成功したと思う。初めての経験で、どのように行動したらよいかわからず一人抱え込むこともあったが、先輩達に相談しアドバイスをいただくことで問題を解決することができた。 反省点として、事前の屋台ごとの打ち合わせが不十分であったと感じた。 この企画を今回で終わりにするのではなく、今後も引き継げるようにしたいと思う。今回の経験を生かし、今後も、地域に密着し、貢献活動に携わっていきたい。
【総合政策学部 3年 岩田ゼミ 大脇康平さん】
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